Keyboard shortcuts

Press or to navigate between chapters

Press S or / to search in the book

Press ? to show this help

Press Esc to hide this help

専有ノードを使用する

専有ノードは、組織のワークロードで専有できる計算ノードの種類です。 組織内の Namespace に作成された Pod は組織間のワークロードで共有される計算ノードである共有ノードでの実行を明示的に指定しない限り専有ノードにスケジュールされるため、利用者自身によるノード選択(nodeSelector の記述)は不要です。

組織に割り当てられた専有ノードは ReservedNode というリソースを通じて参照できます。次のコマンド例では組織に割り当てられた全ての専有ノードを出力します。

kubectl get reservednodes

ReservedNode リソースは Kubernetes の Node リソースと同様に扱うことができ、Label SelectorField Selector による選択ができます。Field Selector がサポートするフィールドは次の通りです。

  • metadata.name
  • spec.unschedulable

なお、ReservedNode リソースは読み取り専用であるため、リソースの変更はできません。

メンテナンス時のワークロードへの影響

計算ノードの再起動を伴うメンテナンスにおいて専有ノードの一部が一時的に使用できなくなる可能性があることに注意してください。

  • 専有ノードの契約台数が 4 台未満の場合は 1 台ずつ、4 台以上の場合は最大 25%(小数切り捨て)が一時的に使用できなくなります
  • 1 台のみ契約されている場合は一時的に利用できるノードがなくなります

メンテナンス時のワークロードに対する影響についてはメンテナンスポリシを参照ください。