専有ノードを使用する
専有ノードは、組織のワークロードで専有できる計算ノードの種類です。
組織内の Namespace に作成された Pod は組織間のワークロードで共有される計算ノードである共有ノードでの実行を明示的に指定しない限り専有ノードにスケジュールされるため、利用者自身によるノード選択(nodeSelector
の記述)は不要です。
組織に割り当てられた専有ノードは ReservedNode というリソースを通じて参照できます。次のコマンド例では組織に割り当てられた全ての専有ノードを出力します。
kubectl get reservednodes
ReservedNode リソースは Kubernetes の Node リソースと同様に扱うことができ、Label Selector や Field Selector による選択ができます。Field Selector がサポートするフィールドは次の通りです。
metadata.name
spec.unschedulable
なお、ReservedNode リソースは読み取り専用であるため、リソースの変更はできません。